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Posted by ミリタリーブログ at

2014年07月01日

64式小銃 分解(引金室)



前回難しいって書いたけど意外と簡単だった引金室の分解方法

逆鈎軸(シアーピン)をポンチで抜く





逆鈎(シアー)と逆鈎ばね
補助逆鈎(サブシアー)と補助逆鈎ばね

ここに刺さってるU字ピンを引っこ抜く

このピンは切り替え金(セレクター)と止めピン
抜け止めになってる。

切り替え金が外れる


止めピンをポンチで抜く


引金枠(トリガーハウジング)を外す





切り替え座金(セレクターカラー)を外す


碍子部軸(ディスコネクターピン)を抜き

碍子部(ディスコネクター)を外す

連結桿(シアーバー)を外す


引金軸(トリガーピン)を抜き



引金(トリガー)を外す

引金ばね止めを抜き



引金ばね
引金押し軸
を外す

握把ネジを+ドライバーで外し

握把を外す
用心金(トリガーガード)は、かしめてあるので外れません。

やっぱ部品多いよね


分解より日本語表記が難しいよ。。。  

2014年06月20日

64式小銃 分解(前側)




前回の続き

制退器止めネジを(軍用銃なのに)+ドライバーで外し



消炎制退器を回して外す





剣止めを外す



脚固定筒を引き抜く



皿型座金(4枚)を外す


皿型に反ったワッシャで2枚を拝むように2組合わせ
制退器で締め付けて二脚に微妙なテンションがかかるようになってる。

を外す


脚頭(根本部分)はスチール製

前部負い紐環を外す



被筒止めを押し込み
(ここも弾頭が利用出来る)



上部被筒を外す



下部被筒後部保持板のを広げながら



下部被筒を下方へずらし外す



普通分解完了




照尺部分のアップ



床尾板上床尾板
そして属品室蓋




引金室は難しいのでまた今度  

2014年06月18日

64式小銃 分解(後側)

ホビーフィックス製 金属モデルガン

64式小銃の普通分解(フィールドストリッピング)
部品の名称は、実銃準拠の取り説から引用



まずは後ろから

尾筒底本体止め軸2本を押しこむ
軍用銃らしく弾頭が利用出来る。





止め軸はM4系のピポットピンと同じで
抜け落ちない構造になっている。


銃床を引き抜く





撃鉄筒蓋を回し



撃鉄ばね止め撃鉄ばねを外す



引金室を外す



尾筒覆いを上方へ持ち上げるように外す





複座ばね一式を外す



スライド及び遊底を外す



撃針を外す
「撃針」の表記になってるけど流れ的には「撃鉄」では?
64式の特徴の一つの直進式撃鉄
MGC 金属M16と同じだね



今日はここまで!
  

2014年06月17日

ホビーフィックス 64式小銃

1994年6月発売
マルイ製品でいうとAK47やG3が出た頃
20年も経てばもう立派なビンテージだよね





64式といえば1979年の角川映画
「戦国自衛隊」が非常に印象に残ってる。

戸井田工業製ステージガンの64式
電着式だから排莢なんかもしやしないんだけどかっこ良かったなぁ

当時、税別\198,000-のプライスはかなり
衝撃的だったがその対価に十分見合う内容にはなっている。







部位ごとに素材や仕上げを変えてあり
雰囲気十分
こうゆう銃は野外が似合うよね




他に類を見ない引っ張って回すセレクター
ア 安全
タ 単発
レ 連発


刻印



次回 分解編へつづく
  

2013年06月18日

MGC 金属ガバメント GM1

久々にビンテージモデルガンなんかを上げてみる

現行タニオコバのGM7のご先祖様
MGC自社設計ガバメントの第一号

全てはここから始まった

MGC GM1

詳しいことは この辺を読んでいただいて


さらっとご紹介
これ達は、GM1の中でも3代目
末期型ともいうかも

ちなみに
初代
黒染め
COLT刻印有り(後に輸出都合上なのかCOLT刻印が無くなる)
ショートリコイル機構有り
ファイアリングブロック発火方式
カスタム仕様のターゲットモデル有り

二代目
黒染めから金メッキ過渡期
44オート用の9mmカートを流用し
BLKモデルが作られる。
ショートリコイルオミット
微妙にセンターを外したファイアリングピン方式
スライドセレーション部にピンが有る
BLKタイプはエキストラクター固定用の
ネジが露出しディスコネ用の切りぶきが有る

そして三代目
メッキは、所謂虹色メッキ

はっきり言って仕上げは奇麗じゃない
規制によりメッキを強要されたせいか
仕上げにやる気が感じられない・・・


BLK化の際に金型変更した為か
ショートリコイルしないバレル形状
ディスコネクト機能無し


発火は改造防止の為ファイアリングプレート方式
内側にロッキングが残っている


バリエーションのコマンダー
フレームサイズがガバと共通
当時はこれが当たり前


中箱は食品トレイの様で
カートリッジの収納スペースが無い


今見れば突っ込みどころ満載だが
このスリムなフォルムが好きという
オールドファンも多いんじゃないかな
  

2012年08月06日

MGC ウインチェスターM1897ショットガン

今月の月刊誌でM31がレポートされてるので
兄貴分を紹介しよう。

MGC 1975年製 通称M97

M31(初代金属)と同時発売だったかな
スリムなフォルムと露出型ハンマーがいかにも
ウインチェスターらしい。


実銃のメカを踏襲しながらもチャンバーレス構造とし
M31でオミットされたアクションバーロックも備えていて
上級機種的な位置付けかな。
価格も1.5倍位だったと思う。
装弾数は、6発+1 シェルは、M31と共通


ハンマーが起きた状態だとフォアエンドがロックされ
誤作動を防ぐ。
このボタンを押すとロック解除され
フォアエンドを引いてチャンバー(無いけど)内の
シェルを抜くことができる。


フォアエンドを引くと後方にボルト、下にキャリアが
盛大に飛び出す。
説明書に親指を挟まないよう注意書きが有ったような。
M31の作動音がガチャッ!なら
ドゥグワッシャン!ぐらいの違いが有る。


MGC(と言うより小林太三氏)のお家芸 チャンバーレス
薬莢が入る薬室が無い改造防止策
PPKなんかもこの構造だったな。


チャンバーレスゆえのシェルの装填位置
ボルトは、側だけのダミー
閉鎖した状態でシェルは、完全に隠れる。
外観を損なわず上手く出来てる。
マルゼンのM870 / M100も同じ構造だが
ダミーに見えない作りは、秀逸


ハーフコックが再現されたハンマー
ハーフコックにしておくとフォアエンドもロックされる。


マガジンキャップ回りもクラシック


アクションバーの刻印

Model 1897 Shotgun


バレル上面の刻印
目を凝らして読まなければ結構それっぽい

SAFETY DEVICE SHOTGUN MODEL DESINED by Apr,28 1975
MANUFACTURED by MODEL GUN CORPORATION TOKYO,JAPAN


シェルは、赤と緑の2種類
この6発入りの他に12発入りが有った。
手元には無いが12発入りの箱の方が本物っぽかった。



シェルにマーキングを入れるなんてところが
MGCのにくいところ
プラ用のシェルにも同じマーキングがされてた。



シェルの頭の形状
この窪みに紙火薬を5~6粒(あるいは、それ以上)
詰めてセロテープで蓋をする豪快仕様
撃ったことは無いがさぞ迫力が有っただろう。



大きさは、12Gとしてはずいぶん小さい
直径は、マルゼンとほぼ同じで3mm程短い
それでも当時、ショットガンの弾でけぇ!な
インパクトは、有った。

M31と
比べるとやっぱり存在感が有る。でかいし。
ウエスタンでもミリタリーでもポリスでもない
微妙なキャラなのでヒーロー銃には、なれなかったが
だからこその魅力を感じてしまう。



画期的な改造防止策を講じながらもsmg規格の
バレル基部の一体鋳造が技術的に難しく残念ながら
姿を消した。トンプソンとM16、M73は、何とか生き延びたが
それ以降、MGCは、金属長物の開発から手を引いた。
後で思えばそれもMGCらしい選択だったか。