2012年08月06日
MGC ウインチェスターM1897ショットガン
今月の月刊誌でM31がレポートされてるので
兄貴分を紹介しよう。
MGC 1975年製 通称M97

M31(初代金属)と同時発売だったかな
スリムなフォルムと露出型ハンマーがいかにも
ウインチェスターらしい。

実銃のメカを踏襲しながらもチャンバーレス構造とし
M31でオミットされたアクションバーロックも備えていて
上級機種的な位置付けかな。
価格も1.5倍位だったと思う。
装弾数は、6発+1 シェルは、M31と共通

ハンマーが起きた状態だとフォアエンドがロックされ
誤作動を防ぐ。
このボタンを押すとロック解除され
フォアエンドを引いてチャンバー(無いけど)内の
シェルを抜くことができる。

フォアエンドを引くと後方にボルト、下にキャリアが
盛大に飛び出す。
説明書に親指を挟まないよう注意書きが有ったような。
M31の作動音がガチャッ!なら
ドゥグワッシャン!ぐらいの違いが有る。

MGC(と言うより小林太三氏)のお家芸 チャンバーレス
薬莢が入る薬室が無い改造防止策
PPKなんかもこの構造だったな。

チャンバーレスゆえのシェルの装填位置
ボルトは、側だけのダミー
閉鎖した状態でシェルは、完全に隠れる。
外観を損なわず上手く出来てる。
マルゼンのM870 / M100も同じ構造だが
ダミーに見えない作りは、秀逸

ハーフコックが再現されたハンマー
ハーフコックにしておくとフォアエンドもロックされる。

マガジンキャップ回りもクラシック

アクションバーの刻印
Model 1897 Shotgun

バレル上面の刻印
目を凝らして読まなければ結構それっぽい
SAFETY DEVICE SHOTGUN MODEL DESINED by Apr,28 1975
MANUFACTURED by MODEL GUN CORPORATION TOKYO,JAPAN

シェルは、赤と緑の2種類
この6発入りの他に12発入りが有った。
手元には無いが12発入りの箱の方が本物っぽかった。

シェルにマーキングを入れるなんてところが
MGCのにくいところ
プラ用のシェルにも同じマーキングがされてた。

シェルの頭の形状
この窪みに紙火薬を5~6粒(あるいは、それ以上)
詰めてセロテープで蓋をする豪快仕様
撃ったことは無いがさぞ迫力が有っただろう。

大きさは、12Gとしてはずいぶん小さい
直径は、マルゼンとほぼ同じで3mm程短い
それでも当時、ショットガンの弾でけぇ!な
インパクトは、有った。
M31と
比べるとやっぱり存在感が有る。でかいし。
ウエスタンでもミリタリーでもポリスでもない
微妙なキャラなのでヒーロー銃には、なれなかったが
だからこその魅力を感じてしまう。


画期的な改造防止策を講じながらもsmg規格の
バレル基部の一体鋳造が技術的に難しく残念ながら
姿を消した。トンプソンとM16、M73は、何とか生き延びたが
それ以降、MGCは、金属長物の開発から手を引いた。
後で思えばそれもMGCらしい選択だったか。
兄貴分を紹介しよう。
MGC 1975年製 通称M97
M31(初代金属)と同時発売だったかな
スリムなフォルムと露出型ハンマーがいかにも
ウインチェスターらしい。
実銃のメカを踏襲しながらもチャンバーレス構造とし
M31でオミットされたアクションバーロックも備えていて
上級機種的な位置付けかな。
価格も1.5倍位だったと思う。
装弾数は、6発+1 シェルは、M31と共通
ハンマーが起きた状態だとフォアエンドがロックされ
誤作動を防ぐ。
このボタンを押すとロック解除され
フォアエンドを引いてチャンバー(無いけど)内の
シェルを抜くことができる。
フォアエンドを引くと後方にボルト、下にキャリアが
盛大に飛び出す。
説明書に親指を挟まないよう注意書きが有ったような。
M31の作動音がガチャッ!なら
ドゥグワッシャン!ぐらいの違いが有る。
MGC(と言うより小林太三氏)のお家芸 チャンバーレス
薬莢が入る薬室が無い改造防止策
PPKなんかもこの構造だったな。
チャンバーレスゆえのシェルの装填位置
ボルトは、側だけのダミー
閉鎖した状態でシェルは、完全に隠れる。
外観を損なわず上手く出来てる。
マルゼンのM870 / M100も同じ構造だが
ダミーに見えない作りは、秀逸
ハーフコックが再現されたハンマー
ハーフコックにしておくとフォアエンドもロックされる。
マガジンキャップ回りもクラシック
アクションバーの刻印
Model 1897 Shotgun
バレル上面の刻印
目を凝らして読まなければ結構それっぽい
SAFETY DEVICE SHOTGUN MODEL DESINED by Apr,28 1975
MANUFACTURED by MODEL GUN CORPORATION TOKYO,JAPAN
シェルは、赤と緑の2種類
この6発入りの他に12発入りが有った。
手元には無いが12発入りの箱の方が本物っぽかった。
シェルにマーキングを入れるなんてところが
MGCのにくいところ
プラ用のシェルにも同じマーキングがされてた。
シェルの頭の形状
この窪みに紙火薬を5~6粒(あるいは、それ以上)
詰めてセロテープで蓋をする豪快仕様
撃ったことは無いがさぞ迫力が有っただろう。
大きさは、12Gとしてはずいぶん小さい
直径は、マルゼンとほぼ同じで3mm程短い
それでも当時、ショットガンの弾でけぇ!な
インパクトは、有った。
M31と
比べるとやっぱり存在感が有る。でかいし。
ウエスタンでもミリタリーでもポリスでもない
微妙なキャラなのでヒーロー銃には、なれなかったが
だからこその魅力を感じてしまう。
画期的な改造防止策を講じながらもsmg規格の
バレル基部の一体鋳造が技術的に難しく残念ながら
姿を消した。トンプソンとM16、M73は、何とか生き延びたが
それ以降、MGCは、金属長物の開発から手を引いた。
後で思えばそれもMGCらしい選択だったか。